老眼鏡を手放せなくなってから、かれこれ１０年が経ったように思います。老眼が進み目の検査のとき裸眼で一番上の大きな文字しか見えなくなりました。何としても視力を回復させないと仕事も趣味も皆失ってしまうのではないかと云う恐れから、テレビで当院を知り、直ぐに説明会へ出席しました。
第一に運転免許証が確実に更新することができること。第二に新聞程度の文字が読めること。第三に、打ったゴルフボールがどこへ飛んでいったか見極めること。（毎日のデスクワークでストレスや運動不足を解消し、私の健康を維持するにはゴルフが一番の良薬。）
この三つの目的が満たされれば私は大満足。

車の免許証の更新に長年の眼鏡の条件付が、条件削除に。
一年に２、３回は旅行に出かけます。旅行中はレンズの持ち運びが不便なのでレンズの装用は中止します。昨年の９月、４週間、家を留守にしました。一ヶ月もレンズの装用を中止しますと目は最初の状態にまで後退し、第一歩からの出直しでした。
運悪く左のレンズが破損して、更に一ヶ月間治療ができなくなりました。
１１月より治療を再開しました。３日または４日に一度は目の休息日にして、この繰り返しの毎日です。
今年（平成１９年）の２月には運転免許証の更新月です。高齢者講習終了証明書を持って最寄の警察署へ行きました。
今日までの私の運転免許証は眼鏡付き条件が付されています。１月２４日、メガネを掛けて視力検査をしましたら何回もテストが繰り返されました。あまり良く見えなかったのです。
これはまずいな事になったのではないかと思い、今、視力の回復の治療を受けており、メガネが大分合わなくなってきております。裸眼でどのくらい見えるかテストしてみて頂きませんか、と係員に申し出ました。
裸眼でも何度もテストが繰り返され、係りの方から「メガネつきの条件がなくなりました」と説明があり一瞬耳を疑い、聞き返しました。やはり、同じ説明がありました。裸眼で運転が可能になる程に視力が回復している、思わず笑みが漏れ、うれしいやら、本当に回復しているのかなと自分自身を疑いました。７３才になって３月９日以降の、免許証の交付日が楽しみです。
第一の目標は予想以上の成果を得て大満足。第二の目標はメガネを掛ければ新聞は読めます。努力を重ねて是非昔のように裸眼で新聞を読んでみたい。第三の目標は、球の行方は殆どが捕らえられない。
逆光に遭うと１００％ロスト。次の目標はこの三つの目標が整合する接点を求めて治療に励んでいきたい。少し欲張っているかも知れないが。

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