オルソケラトロジー治療は三井メディカルクリニックから始まった!

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オルソケラトロジー治療は、オルソケラトロジーの限界を超えた【米国特許取得 オサート】信頼と実績の治療法
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オルソケラトロジー治療よくある質問

●オルソケラトロジーの意味は?

ギリシャ語でオルソは「矯正」、ケラトは「角膜」、ロジは「療法」なので、オルソケラトロジーを日本語にすれば「角膜矯正療法」という意味になります。最近オルソケラトロジーを「オルソ」と略した呼び方を耳にしますが、「オルソ」には「矯正」という意味しかありませんから、正確な表現ではありません。海外ではオルソケラトロジーをオルソ-K®と略して呼ぶので、そのような呼称が望ましいと考えます。

●オルソケラトロジーの歴史は?

原理的なことは1950年代中頃から知られていましたが、臨床的な試みは1950年代後半から60年代前半にかけて開始されました。その開発には、米国人オプトメトリスト「Dr.メイ」や「Dr.グラント」が大きく貢献し、技術の普及に尽力を上げたのは当該学会組織「National Eye Research Foundation」を立ち上げた「Dr.ウェスリー」です。この技術は米国で開発され、当初からオプトメトリック・ドクター(日本にはない医療職)が関わってきたため、米国では長い歴史がありながら、今まで日本に本格導入されるまでには至りませんでした。

●どんな方法で治すの?

一人ひとりの角膜形状に合わせて精密にデザインされた専用コンタクトレンズを夜間装用することで、角膜表面の形状を凹レンズ型矯正します。角膜に型付けされた凹レンズ形状は、レンズを外しても一定時間残るため、昼間は十分な裸眼視力を維持できる画期的な治療です。「夜寝るときにコンタクトレンズをして、朝起きてはずす。すると日中は裸眼で過ごせる」というのが、この治療法の基本パターンです。ただし、もともと軽度の近視を対象にしているので、従来の技術では強度の近視や乱視には対応できないという難点がありました。

●オサート®って何ですか?

従来のオルソケラトロジーでは治療が及ばなかった強度近視強度乱視にも対応できるよう、新たに開発された治療法です。これに用いるレンズは、従来のオルソ-Kレンズ®のスペックと全く異なり、直径10ミリ程度のレンズの中に、患者さん一人ひとりに合わせて最大18ヵ所にも及ぶ工夫が凝らされています。強度近視には、レンズを何段階かに分けてステップアップさせていく方法で対応し、これに用いる最新のレンズデザイン多段階治療法米国特許を取得しています。完全対応型のオーダーメイド治療として、1.5ミクロン単位でレンズをデザインする高い技術レベルにより、効果と安全性が更に高められました。 オサート®の開発によって、レーザー手術後の再近視化角膜移植後の不整乱視、レーザー手術のできない円錐角膜、更には遠視にまで治療範囲が広がり、その結果老眼にも対応できるようになりました。

●手術はするんですか?

オルソケラトロジーオサート®も、その原理はレーザー手術と同じですが、手術は必要ありません。角膜に型付けされる凹レンズ形状も、レーザー手術によるものと変りませんが、角膜を削らないので、角膜の細胞を減らすこともありません。角膜を傷つけることがない点において、きわめて安全な治療方法です。そして『やめれば元に戻る』ところが手術と大きく異なる点です。

●何歳から治療を受けられますか?

当院では4歳から88歳まで、幅広い年齢層の患者様方が治療を実践しています。レンズの取り扱いができるのであれば、いかなる年齢でも治療は可能です。従来型オルソ-K®が主流の海外においては、お子様の患者様が多く、小さなお子様ほど短期間で効果が出やすいのですが、オサート®であればご高齢でも十分な効果が期待できます。なお、小さいお子様のレンズの着脱にはご家族の協力をお願いしています。また、レンズの装用に問題のある方には、安全面から治療をお断りする場合もあります。

●この治療に向かない人は?

眼科的疾患のある方、強いアレルギーをお持ちの方、強度のドライアイの方には、その程度に応じて治療の可否を判断いたします。ただし眼圧には影響を与えませんし、白内障手術の前後でも治療は可能です。従来型のオルソ-K®では難しい円錐角膜や、レーザー治療後の再近視化など、きわめて特殊な角膜形状にはオサート®で対応します。治療に際しては、まずテストレンズを装着するので、前もって装用感と効果を確かめられます。初診時には詳しい検査と診察によって、この治療が適応可能かを公正に判断し、その結果を丁寧にご説明します。

●初診では何をするの?

オルソケラトロジーあるいはオサート®テストレンズ2時間程装着し、近視(あるいは乱視、遠視)の改善度と視力の変化を確かめます。また眼圧角膜内皮細胞涙液量などの検査を行い、この治療がご本人に適しているか否かを調べます。治療の効果と安全性についての評価を含めた一連の検査に4〜5時間ほどかかり、費用は3,500円程度です。当院では検査結果を開示しているので、すべての結果をご本人が確認できます。よくお考えの上充分に納得されてから、後日治療をお申し込みください。

●治療にはどの位の期間がかかるの?

治療を開始した直後は月に1〜2回の診察が望ましく、その後は月に一度の検査が1〜2回、そして2ヶ月に一度の検査が1〜2回続きます。治療開始後半年を経過したら、定期検査は半年から1年に一度程度の間隔となります。軽い近視であっても、治療を続けている限り、効果と安全性を確認するための定期検査が必要です。強度近視の場合は、2〜3ヶ月でレンズを変更してステップアップしていくので、安定した視力を得るのには1年程度かかります。

●定期検査では何をするの?

角膜形状が望ましい形に変化して視力の向上に反映されているかを確認し、近視度(あるいは乱視度遠視度)の低下の程度を確かめます。また、眼圧角膜内皮細胞涙液量などを初診時の値と比較して、安全性が確保されていることを示します。初診時と同様に検査結果をすべて開示しているので、治療経過をご本人が確認できます。 効果と安全性を保つ鍵は、レンズのフィッティングです。レンズの動きが乏しく、レンズが外しにくくなってきたら、フィッティングがきつい証拠です。ただちにクリニック内で、このレンズに調整を加えます。安全性を保つ上では、このような調整技術が非常に重要です。もし寝相などに問題があって、レンズの位置が角膜中央に定まらず、ズレてしまうようであれば、レンズのデザイン自体に変更を施します。

●副作用はありますか?

明るい所ではクッキリ見えているのに、暗い場所に入ったり夜になったりすると、信号の光や電灯などがボワッとにじんで見えることもあります(夜間グレア)。また、もともと乱視が強い人では、治療過程で乱視のバランスが変化して、一時的に乱視が強くなったと感じる場合もあります(残余乱視)。このタイプの乱視は通常1ヶ月ぐらいで落ち着きますが、レンズに微妙な調節を施したり、レンズデザインをミクロン単位で変更したりして、これらの状況に対処します。

リスクはありますか?

無理な矯正をせずに、各種の検査で安全性を確認しながら治療を進めていくので、リスクはほとんどありません。手術と違って角膜の細胞数を減らさないので、角膜強度も保たれます。精度の高いレンズデザインは、角膜にかかる陽圧と陰圧のバランスを一定に保つため、眼圧も変化しません。オサート®のレンズ素材には、通常のオルソ-Kレンズ®には使用されない最高レベルの酸素透過性レンズを用いているので、通常のコンタクトレンズ以上に装用感に優れ、角膜内皮細胞も正常に保たれます。
しかし、レンズの取り扱いが不衛生であったり、医師からの指示に反する不適切な装用方法を続けた場合には、通常のハードコンタクトレンズと同様のリスク角膜炎角膜上皮障害)を生じます。

装用中に注意することはありますか

この治療は夜間(寝ている間)に行うため、寝方(寝相睡眠時間)は治療の効果に大きな影響を与えます。上を向いて寝る姿勢が一番良いのですが、どうしても横向きで寝てレンズがずれるクセのある患者さんには、特殊な装具をお勧めしたり、レンズデザインを変更したりして対応します。レンズ位置がずれて固着した場合には、レンズにミクロンレベルでの調整を行い、スムーズな動きを出します。また一時的に装用を中止しした後に装用を再開したり、他のレンズを併用したりして徐々に改善させるような工夫も加えます。適切なまばたきも、装用中の重要な要素です。このようにきめ細かな装用プログラム(装用法)装用のコツを担当医師がご指導します。

いつになったらレンズをはずせるんですか

基本的には、治療を開始したらレンズの夜間装用はずっと必要になります。軽度の近視であれば、一晩レンズを装用するだけで、2〜3日は効果が持続する場合がありますが、強度の近視であれば毎晩装用しないと日中裸眼で過ごすことは難しいでしょう。ただしこれは現時点での状況であって、将来的には凹レンズ化(あるいは凸レンズ化)させた角膜形状を固定させる試みも検討されています。当院でもその技術の開発に関わっていますが、いずれにせよ望ましい角膜形状を作り上げるのにはオサートレンズ®が必要になります。

また、レンズの装用を完全に中止した場合には、およそ1〜2ヶ月で角膜の形状は治療前の状態に戻ります。これにも個人差があり、すぐに見えにくくなる人もいれば2〜3週間は良好な裸眼視力が維持される人もいます。ただし、角膜にはレンズを装用していた頃の形状が記憶されて残るため、再びレンズの装用を開始すると数日で再び以前と同様の凹レンズ化(あるいは凸レンズ化)が容易に出現します。

治療費はいくらかかりますか

テストレンズを付けて効果を判定するための初診にかかる費用は3,500円程度です。その後、自分自身のレンズで本格的に治療を開始する場合、従来型オルソケラトロジであれば両眼で24万円(税別)オサート®であれば両眼で38万円(税別)の治療費がかかります。

24万円と38万円の違いは何ですか?

従来型オルソケラトロジーの治療に用いるレンズは、あらかじめ一定量が院内にストックされています。このレンズも当院における3000人以上に及ぶ日本人患者様の角膜形状を詳細に分析した結果に基づくジャパンスタンダードデザインです。ただし、乱視が大きい場合や、角膜のカーブがあまりに平らであったり、円錐角膜のような特殊な形状をした角膜には適しません。当院ではこのタイプのレンズを三井式アドバンスオルソ-Kレンズ®と呼んでいます。このレンズはあらかじめいくつかのシリーズを用意して院内にストックしているインベントリーなので、完全なカスタムメイドではありません

一方、オサート®に用いるレンズは患者様一人ひとりの角膜形状の違いを踏まえて、完全にカスタムメイドした「世界でたった一つ、あなた専用」のレンズです。二つとして同じデザインのものはないので、その分治療費もかかってきます。また、すでにアレルギー性結膜炎や花粉症などで治療を受けているような方には、レンズの素材を変更するなど、より適切な選択も可能となります。基本的にはこちらのレンズの方が装用感に優れ、治療の効果も大きく現れます。このレンズには適切な度数も加えられるので、レンズを着けているときの見え方も最適な状態に設定できます。しかし何よりも、オサート®であればどのような角膜形状にでも対応可能なので、日本人の他にもあらゆる人種の近視乱視遠視を治療できます。これらデザイン精度の違い治療費の違いに反映されています。

アメリカでオルソケラトロジーを始めたのですが・・・・

当院では、アメリカやカナダなど海外でオルソケラトロジーを始めた後、転勤などで日本に戻って来られた方々フォローアップも行っています。元の病院での診療情報紹介状などをご用意ください。また、当院で治療を開始された後に、留学転勤などで海外に出られた方々も、現地医師への診療情報提供や遠隔診療の実践により、引き続き安全にこの治療を続けられております。現在、このような患者様方は世界37ヶ国に及んでいます。

(ヨーロッパ)13か国
ドイツ・フランス・イギリス・アイルランド・イタリア・スペイン・ポルトガル・
スイス・ギリシャ・オーストリア・キプロス・マルタ・スウェーデン
(アフリカ・中東)7か国
ケニア・タンザニア・モロッコ・エジプト・サウジアラビア・カタール・アルジェリア
(アジア・オセアニア)13か国
中国・香港・台湾・韓国・タイ・ベトナム・シンガポール・フィリピン・インド・
ネパール・オーストラリア・ニュージーランド・フィジー
(北米・南米)4か国
アメリカ・カナダ・メキシコ・ブラジル

 
他院でオルソケラトロジーを始めたのですが・・・・

日本でのオルソケラトロジーは当院から始まりましたが、最近では、オルソケラトロジーと呼ぶこと自体に問題があるような粗雑な治療を耳にします。本来、テストレンズを夜間貸し出すような治療法は、アメリカでは決してありませんが、場当たり的な安易な方法で、効果と安全性を損ねる状況を危惧しています。

当院には、他院で治療を開始されたものの、治療がスムーズに進行しなかったり、治療効果が停滞したりした患者様からのお問い合わせが数多く寄せられます。それらの多くに、レンズの位置がズレたり、あまりにタイトなフィッティングであったりする状況が見受けられます。患者様によっては、当院のオサート®を用いて、最初からレンズデザインを変えて治療をやり直す場合もあります。しかし、あまりにズレた状態が長かったりすると、治療のやり直し自体が困難な例も数多く目にしてきました。もし、治療に対するセカンドオピニオンを求められる場合には、早めのご相談をお勧めします。

 
遠方でも大丈夫ですか

当院には海外在住の患者様もいらっしゃいます。夏休みとお正月にしか日本に帰ってこられないような方々でも、効果と安全性を保って治療を続けられています。遠方でも治療が滞らない工夫として、当院で独自に開発した遠隔診療を強くお勧めしています。詳しくは治療開始後にスタッフがご説明しますので、遠方でも治療の進行には支障ありません。

レーシックを受けた後でも大丈夫ですか

従来型オルソケラトロジーでは不可能でしたが、オサート®によって新たに開発されたレンズデザインであれば、レーシックを中心とするレーザー治療後の角膜にも十分対応できます。実際に当院ではRK.PRK、LASIKなどの術後に生じた不都合な状態を改善すべく、30人以上の患者様に、術後の追加治療としてオサート®を実践してきました。それらの効果は、アメリカとヨーロッパの屈折手術学会で臨床報告にまとめられ、学会主催のセミナーも重ねてきました。すでにこの分野では、一定の評価を受けています。レーシックなど近視手術後に出現した夜間グレアハロー、そして複雑な乱視再近視化などによって徐々に視力が低下してきたことを自覚するようであれば、ご相談の上、詳しい検査をお勧めします。

「どんな形状の角膜にも対応する」。それがオサート®です。
仮性近視だと治ってしまいますか?

過去に数例ほど、一時的にレンズを夜間装用した後に、長期間レンズをはずしたままでも良好な裸眼視力がずっと維持されていた仮性近視の患者さんもいます。しかし、これらの効果には個人差が大きいので、一概に仮性近視が治ってしまうとは言えません。また、このレンズには近視の進行を抑制する効果があることが、多数報告されています。実際、当院の患者さんでもその効果が確かめられていますが、その効果も個人差によるところが大きいと考えます。

強い近視でも大丈夫ですか?

オサート®であれば、強い近視も何段階かのステップに分けて治療を進めることで、十分な視力改善効果が期待されます。

●老眼や遠視にも効果はありますか?

近視のない方が40歳代を迎えると老眼を自覚する場面が多くなります。この場合の老眼は医学的には遠視の数値で表現されます。実際、老眼鏡は遠視用メガネです。この遠視に対して、オサート®は大きな効果を発揮します。この遠視に対する治療は、世界でもまだ成功例がほとんど報告されていない、きわめて希少価値の高い治療法です。手元が見にくくなることを自覚されたら、オサート®での遠視治療(老眼対策)を検討されると良いでしょう。すでに強い近視のある方が老眼を自覚した場合には、オサート®による近視治療で、遠方にも手元にもピントが合いやすい状態に調整することで対応します。

市販されているケースは使えませんか

当院でデザインされるオサート®のレンズは、患者様の目の状態や段階

(ステップアップ)によってレンズサイズが変わっていきます。 その為、

レンズケースに関しても、レンズサイズに適したサイズが必要となります。

よくあるご質問の中に、市販されているケースは使えませんか?という

ご質問がございますが、基本的にはお勧めしておりません。 市販されて

いるものは通常のハードコンタクトレンズのサイズに合わせてつくられて

おり、オサート®のレンズよりもツメの部分が狭くなっております。オサート

レンズ®は一番小さいレンズでも通常のハードコンタクトレンズよりレンズ

サイズが大きい為、使用していると下記写真例のようにレンズが変形

してしまう事があり、視力が出なくなるだけでなく、眼にとっても非常

に危険な状態となります。

以上のことから、当院ではオサートレンズ®にあったレンズケースをご使用

いただく事を強くお勧めいたします。

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