２年程前から、ひどいドライアイに悩んでいました。涙液があまり出ない為に、コンタクトレンズを装用すると、すぐに角膜に傷がついてしまい、非常に困っていました。日常生活をする上で、コンタクトレンズまたはメガネが必要なのですが、メガネでは不都合なことが多く、何といっても外観があまりよくないのが悩みでした。ドライアイが少しでもよくなればこのような心配はいらないのですが、医学的な治療法がない為に、どこの眼科へ行っても目薬を処方してくれるだけで、私にとっては根本的な解決にはなっていませんでした。私なりにも目にいいと言われる「ブルーベリー」を食べ続けてみたり、涙液が増えると言われる食べ物を摂取したり、眼周辺のマッサージを遂行したりしましたが、ドライアイが改善されることはありませんでした。

そんな時に、テレビで「オルソケラトロジー」のことを知りました。コンタクトレンズでの治療ということで、ドライアイの状態がひどい私にとって、この治療ができるのかどうかの不安は非常にありました。しかし、ドライアイの人にとって、むしろこの治療が向いているということを知り大喜びでした。そして、幸いに治療を開始することができました。「オルソケラトロジー」は夜間の装用でも、レンズに特殊な加工が施されているため、本当に装用感が楽です。今まで使用していたレンズは、ドライアイのために眼球にレンズが張り付くような装用感でした。「オルソケラトロジー」は、このようなレンズとは全く違います。装用感だけでも、眼に負担がかかっていないことが実感できます。

定期検査においても全く問題なく、治療を進めてもらっています。治療を開始して３日目で、裸眼で車の運転をすることができました。大好きな映画も裸眼で見ることができるようになりました。視力が低下してから約１０年。この１０年間、裸眼でこのようなことが行えるなんて夢にも思っていませんでした。本当にうれしいです。

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